指先まで美しくみせることができる甘皮処理。
処理しすぎも良くないので2週間に1回程度を目安に、キューティクルリムーバーやネイルオイル・キューティクルニッパー・プッシャーといった道具がおすすめです。
今回は甘皮がキレイに取れる処理の仕方や、頻度について詳しく解説していきます。いつも処理が痛いという方、必見ですよ。
痛くない!キレイに取れる甘皮処理の仕方
甘皮処理には道具を使って行う方法と、道具を使わないで行う方法があります。それでは、それぞれの処理の仕方について見ていきましょう。
道具を使う場合
道具を使って甘皮処理をする場合、まずは以下の道具を用意しましょう。
- キューティクルリムーバー
- プッシャー
- キューティクルニッパー
- ネイルオイル
1.甘皮をやわらかくする
キューティクルリムーバーを爪に塗り込み、甘皮をやわらかくします。このとき40度ほどのお湯に5~10分ほど指先を浸しておくと、この後の処理がグンとスムーズに進みます。指先が浸るほどの大きさの洗面器を、あらかじめ用意しておくと良いかもしれませんね。
2.甘皮を押し上げる
プッシャーを使い、やわらかくなった甘皮を押し上げます。グイッと勢いよく押し上げないよう、少しずつ押し上げていくのがポイントです。うまく押し上げたあとは薄皮が下から出てくるので、綿棒を使って優しくふき取っていきましょう。
綿棒は乾いた状態ではなく濡らして使うと、薄皮が取り除きやすくなります。
3.キューティクルニッパーで甘皮を切る
仕上げに、甘皮の押し上げた部分で長いところがあったら、キューティクルニッパーで切ります。あとは、ネイルオイルを指先までたっぷりと塗れば、甘皮処理の完了です。
道具を使わない場合
甘皮処理専用の道具がなくても、甘皮処理はできます。
まずは、次のものを用意しましょう。
- ハンドクリーム
- 40度くらいのお湯が入った容器
- ハンドタオル
1.甘皮をやわらかくする
ハンドクリームをたっぷりと甘皮部分にのせます。爪と甘皮部分の隙間を埋めるような感じで、たっぷりと塗っていきましょう。塗り終わったらハンドクリームを塗った状態のまま、お湯が入った容器へ5~10分ほど浸します。
2.爪を使って甘皮を取る
ハンドタオルで軽く水気を取ったあと、自分の親指の爪を使って甘皮を取っていきます。水気が多少残っていた方が取れやすいので、ハンドタオルで拭きとり過ぎないようにしましょう。くるくると少しずつ落としていくイメージで指を動かすのが、ポイントです。
甘皮が取り切れない!となってしまったら、もう一度ハンドクリームをのせて指を動かせば問題ありません
3.せっけんで手を洗い保湿する
甘皮がうまく取れたとあとは、せっけんを使い残ったハンドクリームをしっかりと洗い流しましょう。水気をふき取り、ネイルオイルで指先まで保湿すれば完了です。ネイルオイルが手元にない場合は、ハンドクリームを塗って保湿をするのを忘れないでくださいね。
甘皮処理は道具がなくてもできるので、道具がなくて処理ができないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
甘皮処理の頻度はどのくらいすればいい?」
甘皮処理は頻繁にすればいいというものではなく、頻度は2週間に1回が目安です。
処理しすぎは爪に負担がかかりすぎてしまい、反対にキレイな爪への道が遠のいてしまうことも…。2週間に1回以上の頻度で甘皮処理をしたいと思う場合、正しい方法で処理できていない可能性があるので、処理の仕方を見直してみると良いかもしれません。
また、甘皮の長さや厚さは人によって違うため、甘皮が薄い方は処理をしていると痛みを感じることもあります。痛みを感じたときは、無理に処理しないようにすることも大切です。
甘皮処理がキレイにできるおすすめグッズ
甘皮処理をキレイにする道具はいろいろありますが、初心者の方やあまり道具にお金をかけたくないという場合は、
- ネイルオイル
- プッシャー
の2つの道具があれば問題ありません。
少し慣れてきた・より本格的に甘皮処理をしたいという場合は、上記の道具に加え
- キューティクルリムーバー
- キューティクルニッパー
を使ってみるのも良いでしょう。
それでは、それぞれの道具のメリットデメリットを見ていきましょう。
◆ネイルオイル
ネイルオイルには乾燥を防ぎ、爪トラブルを防ぐという効果が期待できます。特に、甘皮処理をした後は爪が乾燥している状態です。ネイルオイルを塗ることでささくれ防止や、ツヤを出すことができます。
ネイルオイルは100均でも手軽に購入でき、次の4つのタイプがあるので自分が使いやすいと思うものを選ぶと良いでしょう。
1.マニキュアタイプ
マニキュアのようにハケで塗るため、日頃からネイルをしている方は使いやすそうです。
2.ペン
ペンタイプは、筆ペンのように先端がなっているので指先の細かい部分までしっかりと塗ることができます。メーカーによって形は異なりますが、全体的に持ち運びしやすいのがメリットといえるでしょう。
3.ロールオン
先端のローラー部分を爪に当て、塗るタイプ。塗る量が均一なため液だれの心配はありませんが、細かい部分を塗るのは向いていないというデメリットもあります。
4.スポイト
ネイルオイルをスポイトで吸い取り、爪の上に落として使っていくタイプ。使用量が分かりやすいというメリットの反面、力加減によっては出過ぎてしまうというデメリットも。爪に直接触れることがないので、衛生面が気になるという方に良いかもしれません。
◆プッシャー
甘皮をキレイに取ってくれる道具で、メタルや電動・セラミックといったように様々な種類があり、100均でも購入可能です。
初心者の方は清潔な状態に保ちやすいメタル素材がおすすめですが、力を入れて処理しすぎてしまうと爪を傷つけてしまうというデメリットもあります。また、処理が終わった後に清潔なガーゼできちんとお手入れしないとサビついてしまう可能性もあるため、注意しましょう。
◆キューティクルリムーバー
甘皮をやわらかくしてくれるキューティクルリムーバーも、あると便利な道具です。ない場合はハンドクリームでも代用できますが、100均でも購入できるため慣れてきたら揃えておくと良いかもしれません。
ジェルタイプと液体タイプがあり、液体タイプの場合即効性はありますが甘皮以外の部分に垂れやすく、肌荒れが起きやすいというデメリットが。慣れるまでは即効性はありませんが、垂れにくいジェルタイプの方がおすすめです。
◆キューティクルニッパー
よりキレイに甘皮処理をしたいという方におすすめの道具で、持っているとささくれを切るときにも使えます。
ただし、初心者の方が使うと切らなくて良い部分まで切ってしまう可能性もあります。処理しすぎは、細菌が爪の根本部分に入り込みトラブルにつながることも…。使いこなす自信がない方は、キューティクルニッパーで処理しないという判断も必要といえそうです。
甘皮は取らない方がいいとの声もあるけど実際はどうなの?
甘皮処理をしていると「甘皮は取らない方がいい」といったことを、聞くこともあるかもしれません。結論からいうと、甘皮が健康的で良い状態であれば、処理しないほうが爪には優しいです。
しかし、甘皮が分厚く固い・必要以上に広がっている状態であれば、そのままにしておくと充分な栄養分が爪に届きにくくなるため二枚爪や爪が割れるといったトラブルが起きやすい状態に…。
自分の甘皮がどのような状態かで、処理しないかどうかを決めるのが一番といえそうです。
ちなみに、甘皮を処理するメリットとして以下の項目があります。
・爪が長く、細く見える
・爪が健康的になり本来のツヤが戻るため、清潔感があり美しくなる
・ネイルがキレイに仕上がる
・ささくれ、乾燥予防につながる
日頃からネイルをしている・甘皮が固くなってしまっているのであれば、甘皮処理するメリットは大きいといえそうです。
まとめ
甘皮処理するメリットは、爪が健康的になりキレイに見えることです。処理に使う道具はいろいろありますが、初心者の方は
- ネイルオイル
- プッシャー
の2つの道具があれば、問題ありません。
甘皮処理は処理しすぎも良くないので、2週間に1度の頻度を目安に行っていきましょう。また、途中で痛みを感じたときは様子を見て、場合によっては処理しないということも考えることをおすすめします。