結論からお伝えしますと、おへそに香水を付けてはいけません!
おへそのような敏感な部分に香水を付けると、皮膚が乾燥して荒れてしまいます。手首に毎日付けるだけでも、皮膚が乾燥してカサカサしてしまうくらいですから。
香水の成分は90%以上がエタノールで作られています。手指の消毒液よりもアルコール濃度が高いものもありますので、敏感な部分に香水を付けることはおすすめしません。
・・・なんですが、ホンマでっかTVで紹介されていた『アロマオイル』はおへそに付けても大丈夫です。ただし注意事項がありますので、興味のある方はこのまま読み進めてくださいね。
香水はお腹に直接つけるのがいい?
肌を保護するためにも、香りを持続させるためにも、保湿クリームを塗ってから香水を吹きかけるようにしましょう。
保湿クリームは無香料であれば香水の香りの邪魔をしないと思います。
香りは下から上へ行きますので、首筋や胸元につけるのが一番香りの主張が強くなりますが、耳裏や首筋は皮脂が多いため、思った通りの香り方をしないかも知れません。
また主張が強くなる分、他人からクサイと思われてしまう可能性も高いです。
手首は良く動く場所なので拡散性があります。お腹くらいの位置ではあるのですが、手を動かすたびに香りを拡散するので、手首に香水を吹きかけるのも香りの主張が強くなります。
香水をお腹につけても匂いしないのでは?
香水をまとった本人が「これでは匂いがしないのでは?」と思うくらいがちょうどいいんです。他の人はちゃんと香りを感じていますよ。
もちろん香水の種類によっては香水自体の主張が弱い香りがあるので、ご自身の持っている香水がどのくらい主張なのか?はお店のビューティーアドバイザーさんに相談して付ける場所を決めた方がいいと思います。
香水はお腹に何プッシュ?ワンプッシュでOK?
基本的にはワンプッシュで大丈夫です。
主張が弱い香水なら2プッシュ、それ以上はしない方が良いです。自分では香りを感じられなくても周りの人は香りを感じることができると思います。
つけすぎは周りの迷惑になりますので『控えめかな?』と思うくらいがちょうどいいです。
香水を腰につける意味ってあるの?
腰に付けるのは、お腹に付けるのとあまり変わらないと思います。
もし変わるとしたらどちらが体温が高いか?どちらが湿度が高いか?の違いでしょう。
体温の高い部分、低い部分、湿度の高い部分、低い部分はその時の体制や気温、気候などでも変わるので、一概には言えませんが、通常はお腹のほうが暖かいと思うので、腰のほうが香りの主張が弱くなり、『ふんわりと香る』という効果がありそうです。
ただし、デスクワークなどで腰が蒸れる場合などではあまりお腹と変わらないと思います。
香水を腰につけても匂わないのでは?
「香水をお腹につけても匂いしないのでは?」でもお話ししましたが、そう思うくらいがちょうどいいんです。
重複しますが、他の人にはちゃんと香っています。
「すれ違った時にふんわりと香らせたい」という人にはむしろ、お腹や腰に香水を付けることをおすすめします。
お腹や腰に香水をつけるのはオフィスタイムなどに適しています。手首や胸元、首や耳裏ではきつ過ぎると感じる人もいるでしょう。
アロマオイルはおへそに付けても大丈夫
おへそに香水はNGでしたが、アロマオイルであれば大丈夫です。
ただし、アロマオイルを希釈しないまま使うのは強過ぎるので、必ず希釈して使いましょう。
希釈の仕方は、『アロマオイル1以下』に対して『キャリアオイル9』です。
キャリアオイルにはこんなにも種類があります。
- ホホバオイル
- スイートアーモンドオイル
- グレープシードオイル
- セサミオイル
- マカデミアナッツオイル
- オリーブオイル
- アボカドオイル
- アプリコットオイル
- アルガンオイル
- アマニオイル
- ココナッツオイル
など。
毎回少量作るのであればどのオイルでもかまいませんが、酸化しやすいオイルもあるので注意が必要です。
この中でもおすすめなのがココナッツオイルです。
一番酸化しないオイルなので、オイルが酸化してクサくなることがありません。ただし、ココナッツオイルは常温では硬いので、作るときにはいったん湯煎にかけるなどして少し溶かす必要があります。
アロマオイル香水の作り方とルール
アロマオイル香水を作るには、アロマオイル1以下に対してキャリアオイル9にしなければいけません。
ですから、例えば3種類のアロマオイルをブレンドしたいなら、3種類のアロマオイルを合わせて1としてキャリアオイル9にしてください。
ココナッツオイルを湯煎などで温め溶かしたあと、ブレンドしたアロマオイルを入れてよく混ぜます。
最初からクリームを保管するような小さい容器を準備した方が持ち運びにも便利です。
あとは冷えるまで待つだけでアロマオイル香水の出来上がりです。
まとめ
おしゃれ感覚で『おへそに香水』を付けること、一度は考えられたことあるのではないでしょうか?
結論としては『おへそに香水をつけるのはNG』ですので気を付けてください。おへそが荒れてしまう恐れがありますから。
香水は基本的に、首筋や手首あたりがいいんじゃないでしょうか。
また、『ふんわり香らせたい』場合は、お腹や腰に付けるのもアリですので、一度お試しあれ。
これらを参考に楽しい香水ライフを送ってくださいね!
コメント