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犬のてんかん 前兆を見逃さないために

一般

愛犬が急に痙攣(けいれん)を起こしたり、意識を無くしたりすると、とても驚いてしまいますよね。

てんかんは発作性に繰り返される全身の痙攣や意識障害を症状とする脳疾患です。
めずらしくない病気で、どの犬種にも起こる可能性があります。

もし、大切な愛犬がてんかんを発症した場合、少しでも安心して過ごせるように支えてあげたいですよね。

今回は、犬のてんかんの前兆や対処法、食事や薬についてご紹介します。
いざというときのために参考にしてください。

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犬のてんかんの前兆と症状、対処の方法

てんかんの前兆に気づくことができれば、いろいろと準備できることがあります。
てんかんの前兆には、以下のようなものがあります。

  • そわそわと落ち着きが無くなる
  • 鼻を鳴らす
  • よだれが出る
  • 飼い主から離れなくなる
  • 物陰に隠れようとする

どれも、何か不安な気持ちを落ち着かせようとするようなしぐさですね。

しかし、飼い主さんがこのサインに気づいてあげられることは少なく、見逃してしまうことが多いのが現状です。

もし『いつもより甘えん坊だな』と思うようなことがあれば、てんかんの前兆かもしれません。
注意して様子を観察してみましょう。

これらの前兆は、数秒で終わることもあれば、数日間続くこともあります。

すぐに症状が出ないままだと、『気のせいだったのかな?』と思ってしまうかもしれません。
しかし、前兆のような様子が続いている限りは、気を付けて見てあげましょう。

前兆に気づくことができたら、いつ発作が起きてもいいように身の回りを安全にしてあげることが出来ますからね。

例えば・・・

  • 階段から遠ざけてあげる
  • 高いところから物が落ちてこないような場所に移動させる
  • 鋭いものや硬いものを近くに置かないようにする

などです。

発作後は、愛犬自身も何が起こったのか分からずポカンとしていたり、呼びかけに反応しないことがあります。また、飼い主さんに甘えて離れないこともあります。

この症状が何日も続くことがありますので、再び発作が起こらないか注意しておきましょう。

このとき、飼い主さんが不安そうにしていると、犬たちにもその気持ちが移ってしまい、ストレスを与えてしまうかもしれませんから、発作中や発作後は、気持ちを落ち着かせ、しっかりと様子を観察してあげましょう。

もし苦しそうに見えても、しっかり呼吸はできています。
パニックにならないよう、日ごろから心がけておくと良いかもしれません。
私たち飼い主がしっかりしてあげることが重要です。

てんかんの症状は『部分発作』と『全身発作』の2種類

てんかんの症状は大きく分けて、部分発作と全身発作があります。

部分発作は、身体の一部がけいれんしたり、口からよだれや泡が出るなど、比較的軽度なものです。脳の一部が興奮状態となったことで起こります。

これらは、てんかんの初期症状ともいえる発作で、この時点で愛犬の異変に気付くケースが多いです。

次の段階として、全身発作があります。

意識をなくして倒れたり、全身が激しく痙攣するといった症状が現れます。
また、嘔吐や失禁、脱糞などが起こる場合もあります。

このような状態になると、飼い主さんもパニックになってしまいますよね。

てんかんの症状が出た時の対処法

病院に連れて行ったときに、医師に状況や経過を見せるために、発作中は静かに見守り、発作の起きた日時や発作が続いた時間、症状などをメモしましょう。

また、余裕があればスマートフォンなどで動画を撮るようにしてください。

「静かに見守るだなんて!そんな悠長なこと・・・」そう思われるお気持ちも分かります。
大切な愛犬のことですから、どうしても身体をさすってあげたりしたくなるものです。

ですが、発作が起こっているときに、大声で呼びかけたり体を揺さぶったりするのは良くありません。さらに脳に刺激を与えてしまい、症状が悪化することがあるからです。

また、発作が起きている間、愛犬は意識を失ってはいますが、身体は勝手に動いていることが多いので注意が必要です。

よくあるケースが、心配になった飼い主さんが愛犬に近づいた時に、ガブリ!と噛まれるといったもの。怪我をしないように、愛犬の口元に手を近づけないように注意が必要ですので覚えておいてくださいね。

てんかんの症状は数十秒〜数分で落ち着くことがほとんど

ですので、気持ちをぐっとこらえて、刺激を与えないよう、身体に触れることも控えましょう。

もし、10分以上発作が続くのであれば、すでに重症化している可能性がありますので、その場合は、すぐに獣医さんに診てもらうことです。

また、1日に何度も発作が起きる場合にも動物病院で受診しましょう。

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犬のてんかんとは?また、その危険性

てんかんは脳障害の一種で、脳内に流れる微量の電気が神経回路に広がってしまうことによって起こります。

人間にも起こる病気で乳児から高齢者まで幅広い年齢層に起こります。
犬にも人間と同様の症状が現れます。

てんかんの種類には、大きく分けて、以下の2つがあります。

【1】特発性てんかん
脳に異常を伴わずに起きるてんかんです。
遺伝的な要素が関連していると言われていますが、原因は分かっていません。
犬のてんかんのほとんどはこのタイプです。

【2】症候性てんかん
脳腫瘍、脳炎、水頭症、外傷による脳障害などが原因となって起こるてんかん。
原因となっている脳疾患による、ほかの症状がある場合が多い。

このように、原因不明のものもあれば、重大な脳疾患が隠れている場合もあります。

もし、てんかんが軽度のものであっても、早期に病院を受診するようにしましょう。
画像診断や血液検査によって、別の病気が見つかることがあります。

また、てんかんによる脳の神経細胞の過剰な興奮により、その影響で脳損傷が起こることがあります。

てんかん発作が起きることで脳がダメージを受け、さらにてんかん発作が起きやすい状態になってしまうのです。

そうなると、てんかんが重症化するスピードも速くなってしまいます。

てんかんは重症化してしまうと、これまでのような日常生活が難しくなったり、後遺症が残ってしまうことがあります。

てんかん発作のあとは、意外とケロっとしていることがありますが、安心せずに医療機関を受診して詳しく検査してもらうことが大切です。

犬のてんかん・・・寿命は短いのか?と心配になる

愛犬が突然倒れたり、激しいけいれんを起こすと、「このまま死んでしまうのでは?」と怖くなりますよね。

しかし、てんかんが直接的な死因となることはありません。
また、てんかんによって寿命が大きく縮まることもないので安心してください。

てんかんの大半のケースは、ちゃんと管理できる慢性の病気です。

その背景に隠れている脳疾患などを放置しないかぎりは、治療や服薬を続けながらこれまで通り一緒に過ごすことができます。

てんかんを起こした後に、一時的に視力低下などの後遺症が残る場合があります。
また、発作が激しいと、脳へのダメージが残って行動変化が起こることもあります。
しかし、これらは数日のうちに回復することがほとんどです。

てんかんは一度発症すると、一生付き合っていかなければならない病気です。

完治は難しいとされていますが、適切な治療や投薬によって、症状が緩和されることがほとんどです。

飼い主さんと愛犬が寄り添って病気に向き合っていくことが大切です。

てんかんを発症しても、たまに発作を起こすくらいで平均寿命まで生きてくれることはよくあります。

早期発見と適切な治療をが続けられていれば、寿命が縮まることはありません。

てんかん持ちの犬に良い食事と薬

愛犬がてんかんを発症した場合には、早期治療と継続的な服薬が大切です。
しかし、日々の食事内容を見直すことで、症状を緩和できることがあります。

てんかんは、脳の過度な興奮によって起こるものなので、脳に良い効果のある食材を与えてみましょう。

【食べさせてあげたい食事】

てんかん持ちの愛犬にはローズマリーが危険!

てんかん持ちのワンちゃんにとって危険なものがローズマリーです。
ローズマリーには脳を興奮させる働きがあります。

「ローズマリーなんて普段食事に入れることなんてないわ」・・・そう思われるかも知れませんが、意外にもドッグフードの防腐剤としてローズマリーが含まれていることがあるので注意が必要です。

おすすめはカナガンドッグフードです。
ローズマリーが入っていないことはもちろん、「元気になった」「毛並みが良くなった」など、愛犬家の方々からの評判が良いですからね。

また、犬用のシャンプーなども成分表を確認しておきましょう。
それだけでなく、人間用のシャンプーやボディソープ、香水などにもローズマリーが含まれていることがありますのでよく確認しておきましょうね!

ちなみに、我が家ではゾイックを使っています。

もし、愛犬にてんかんが発症した場合には、自分の持ち物の成分をよく確認しておきましょう。

てんかんにはお薬が必須

てんかんは、発症してしまうと根治が難しい病気。
そのため、症状を緩和したり頻度を下げたりすることが主な治療法になります。

抗てんかん薬には様々なものがありますが、中にはふらつきや多飲多食、肝疾患といった副作用が出るものがありますので、効果や副作用の度合いを見ながら、その子にあった薬や量を医師と相談して決めていきます。

副作用を最小限にとどめるために、定期的に血液検査などが必要になる場合があります。
また、症状を軽減していくためにも、継続的な服用が大切。

気をつけておくことは、治療していく中で、てんかんの発作が出なくなった場合でも、医師の許可なく服薬を止めないようにすること。

抗てんかん薬は、てんかんの症状を緩和させるものであって、根治させるものではないからです。

まれに、医師の判断で薬を止めることができることもありますが、一生涯薬が必要になるケースがほとんどということを覚えておきましょう。

まとめ

大切な愛犬にてんかん発作が起きたら、どうしていいか分からなくなると思います。
見たことのない姿にこちらの方がパニックになってしまいますよね。

しかし、てんかんは恐ろしい病気ではありません。

私たち飼い主が冷静になって状況判断し、適切な治療と投薬を続けることで、これまでとほとんど変わらない暮らしを続けることができます。

いつ、どのタイミングで起きてもおかしくないので、日ごろから想定して、いざというときに落ち着いて行動できると良いですね。

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