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あせもを早く治すには冷やすといい?

一般

夏になって汗をかく時期になると、大人も子供も悩まされる『あせも』。

あせもを早く治すには薬を塗るのが一番ですが、応急処置としては冷やすのが効果的です。
その理由は、あせもができる原因にありました。

また、ワセリンや海水などがあせもに効くというウワサも徹底検証!正しいケアをして夏を乗り切りましょう!

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あせもは冷やすといい!

あせもができた時は、まずは冷やすのが一番です。

それは、あせもの原因が大量の汗による「皮膚の炎症」と、それに伴う「かゆみ」だからです。
皮膚を冷やすことによって炎症が鎮まり、さらに感覚がにぶるのでかゆみも抑えられます。

【あせもができる仕組み】

私たちの身体は暑いとき、『汗腺』と呼ばれる器官から汗を分泌し、身体の外に排出することによって体温を下げようとします。この汗の通り道を『汗管』といいます。汗をかきすぎたり、汗を拭かずにそのままにしておくと、汗に含まれる塩分やほこりなどによって汗管が詰まりを起こします。しかし、汗腺は汗を分泌し続けるので、汗を体外に排出することができなくなり、汗管が破裂して場合によっては炎症を起こします。

炎症が起きると、かゆみや赤みが発生します。
これが、あせもができる仕組みです。

あせもは、炎症が起こる場所によって、その程度が変わってきます。

皮膚の表面に近い、角層で汗管がつまり炎症が起きると、軽度のあせもになります。
小さくて透明な水ぶくれがぷつぷつと現れ、かゆみは少ないです。
このあせもは水晶様汗疹とも呼ばれています。

肌を清潔に保っておくと、数日で水ぶくれは消えて完治します。

これに対して、角層より深い表皮内で炎症が発生したものを紅色汗疹と呼びます。
炎症がおきて、かゆみや赤みが発生します。
このときに、掻きむしってしまうと、細菌感染が起きて湿疹になることもあります。

患部をかき壊して周辺の皮膚まで細菌感染させてしまうと、『とびひ』に発展するので注意が必要です。とびひを起こしてしまうと、皮膚科にかかって薬を処方してもらわなければなりません。また、患部が接触すると人にうつしてしまうこともあります。

【とびひ(俗名)】
正式病名:伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)
細菌による皮膚の感染症で、火事の飛び火のようにあっと言う間に広がるたとえから、『とびひ』と呼ばれています。

あせもは子供にできやすい

あせもが子供にできやすい理由は、子供は大人に比べて汗をかきやすく、肌のバリア機能が未発達のためです。

人間の汗腺の数は約230~250万個といわれていますが、これは成人も体の小さな子供もほとんど同じ数なのです。さらに、子供は大人に比べて体温が高めということもあり、子供が汗をかく量は大人の2~3倍にもなると言われています。

汗をかいたときに、肌のバリア機能が弱いと、細菌が繁殖して湿疹を起こしやすくなります。
大人だとすぐに治ってしまうようなあせもでも、子供は治りにくいということなのです。

大人でも子供でも、あせもができたときは冷やすことによって症状が軽減します。冷やすことによって、炎症やかゆみを鎮めるので、掻きむしることによる重症化を防ぐことができます。

さらに、身体が冷えて発汗も抑えることができるので、皮膚を清潔に保つことがでます。

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あせもにワセリンは効果あり?悪化の心配はある?

ワセリンは薬局でも気軽に購入できる保湿剤で、家に常に置いている人も多いのではないでしょうか?夏でも肌が乾燥することはあるので、ワセリンを使うこともあるかと思います。

しかし、あせもができたときもワセリンを塗ってもよいのか迷いますよね。

結論からいうと、あせもにワセリンは効果なしです。
さらに、ワセリンを塗ることで悪化する恐れがあるので使用しないようにしましょう。

あせもの原因は、汗の成分が汗管につまることによる炎症でしたよね。
ワセリンの保湿力が高いのは、油分が多く含まれているからです。
その油分が汗管をさらに詰まらせてしまうおそれがあり、悪化につながる可能性があるのです。

夏場でも保湿のためにワセリンを使いたい場合は、あせもになっている患部を避けましょう。薬局やドラッグストアには、あせもに効く市販薬が販売されています。重度のあせもには、ステロイドが含まれているものを選びましょう。

ステロイドは、体内の副腎という臓器でつくられているホルモンで、その作用を薬として応用したものがステロイド薬です。ステロイドは炎症を鎮める効果が高く、湿疹や皮膚炎などの皮膚疾患の治療に幅広く用いられています。

ただし、ステロイドにはいくつかの副作用もあります。

具体的には、皮膚の萎縮や口囲皮膚炎、紅乾皮症(肌の乾燥)、感染症の誘発や悪化などです。
しかし、長期にわたって高濃度のステロイド薬を投与し続けないかぎりは、このような副作用が現れることはほとんどありません。

注意しなければならないのが、乳幼児などにステロイド薬を使うことです。
赤ちゃんや子供の皮膚は大人よりも薄く、ステロイドを吸収しやすくなります。
大人には影響のないステロイド薬でも、小さな子供には強すぎることがあります。

子供向けのあせも薬を探すときには、ステロイドが配合されていないものを選びましょう。

ただし、医療機関にかかって処方された薬にステロイドが含まれている場合は、医師の指導のもとで使用するので問題はありません。

あせもは海水で治る?

あせもが海水で治るといううわさを聞いたことはありませんか?

塩水には殺菌効果があると言われているので、あせもにも効くような気がしますよね。
しかし、あせもが海水で治るという医学的根拠は全くありません。

むしろ、小さい子供であれば、海水の刺激や紫外線などによってあせもが悪化する恐れがあります。
では、なぜこのようなうわさが出回ってしまったのでしょう。

お風呂やシャワーがあまり家庭に普及していなかったその昔、汗やよごれを落とすのは主に海や川でした。海や川に入ることによって、身体が冷えるので発汗は抑えられます。

そのため、海や川でうまく汗を流すことができれば、あせもの発生は抑えられます。
軽度のあせもであれば、海水によってたまたま鎮まることもあったかもしれません。

そのため、昔から、あせもには海水は良いと言われてきたのではないでしょうか。

しかし現代では、こまめにシャワーやお風呂に入って汗を流すことで、あせもの防止と改善につながります。

あせもの対策には、清潔が一番なのです。

まとめ

あせもを早く治す方法などについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

あせもができた時は、まずは冷やしましょう!
そして、汗をかいたらすぐに拭いて、清潔にしておくことも大切です。

数日たっても治らない場合は、皮膚科に相談しましょう。

また、小さな子供のあせもケアは、大人と異なる場合があるので注意してくださいね。

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