秋の東北おすすめの紅葉スポットについて紹介していきたいと思います。
気温の寒い地域ですので、紅葉も鮮やかに山を色染めます。
雪が積もる前に早目にチェックして訪れられてはいかがでしょうか?
八甲田山/青森県青森市
八甲田山は青森市の南側、10余りの山々から成る火山群の総称です。
八甲田ロープウェイでは360度の紅葉に囲まれながら登ることができます。
ロープウェイでは真下に広がる紅葉だけでなく、津軽平野、陸奥湾、遠くは北海道まで見渡すことができます。
例年の見ごろ:10月上旬~10月下旬
八幡平/岩手県八幡市
八幡平は岩手県一位と言われるほど人気の紅葉スポットです。
その中でドライブルートとしておすすめの「八幡平アスピーテライン」は八幡平を横断する全長27㎞のドライブウェイです。
南には岩手山、周囲は色とりどりの紅葉を眺められるルートです。
紅葉に見とれて事故を起こさないように優雅なドライブを楽しみましょう。
例年の見ごろ:9月下旬~10月中旬
鳴子峡/宮城県
古湯として有名な鳴子温泉の周辺は自然豊かな景勝地としても知られています。
鳴子峡は大谷川の浸食によりできた大峡谷です。
高さ約100mの絶壁が2.5㎞に渡って続き、岩壁と松の緑、そして紅葉の織り成すコントラストは数ある紅葉の名所の中でも一級品の美しさです。
展望スポットは国道47号線の大深沢橋、鳴子峡レストハウスがおすすめです。
例年の見ごろ:10月下旬~11月上旬
磐梯吾妻スカイライン/福島県福島市
磐梯吾妻スカイラインは吾妻山の東側の麓にある高湯温泉から土湯峠までの全長約29㎞の観光道路です。
浴線には作家井上靖が選んだことでも有名な「吾妻八景」は絶好のビューポイントです。
吾妻山を見ながらの高原風景は変化に富み、飽きることはないでしょう。
壮大な滝と紅葉のコラボレーションを眺望できるポイントもあるのでサイクリングをしながらゆっくり景色を楽しむのもおすすめです。
周辺は温泉も多いので紅葉狩りの帰りは湯めぐりをしていくのもいいですね。
例年の見ごろ:10月上旬~10月中旬
栗駒山/岩手・秋田・宮城県
栗駒山は岩手、秋田、宮城の三県に跨っていて、山頂は岩手県と宮城県にある山です。
登山コースも様々で、子供からお年寄り、登山初心者から経験者までそれぞれのレベルに応じたルートを選ぶことができます。
頂上からは紅葉に染まる鳥海山、蔵王連峰、月山、焼石連峰など東北の名山を眺めることができます。
下山後は須川温泉で登山の疲れを癒しながら紅葉をゆったり観賞するのもいいですね。
例年の見ごろ:9月下旬~10月上旬
城々蔵大橋/青森県青森市
豊かな自然が手つかずのまま残っている景勝地です。
渓流にかかる全長360m、高さ120mの城々蔵大橋からは八甲田連峰、岩木山、青森市街地まで見渡すことができます。
360°の巨大パノラマで見る紅葉は迫力満点です。
橋の近くには駐車場があります。
一度は、ゆっくり歩きながら紅葉を眺め、橋を渡ることをおすすめします。
また、時間帯は夕方が特におすすめです。
日中の時間帯でも美しいですが、夕方ごろになると橋と渓流に夕日の光が差し込む形になり、息をのむほどの美しさになります。
例年の見ごろ:10月中旬から10月下旬
奥入瀬渓流/青森県
奥入瀬渓流は十和田湖から流れ出る唯一の河川です。
湖の子ノ口から焼山までの14㎞の間、変化に富む渓流美と14つの滝巡りを楽しむことができます。
四季折々の表情を見せる景勝地だが、一番美しく感動するのは紅葉の時期でしょう。
奥入瀬渓流はなだらかな渓流なので手軽に紅葉と渓流、そして数々の滝を歩きながら楽しむことができるので登山はしたことないから心配という方にもおすすめできる紅葉スポットです。
例年の見ごろ:10月中旬~10月下旬
抱返り渓谷/秋田県
抱返り渓谷は秋田県仙北市にある渓谷です。
田沢湖、角館を流れる全長約10㎞の渓谷で、東北の耶馬渓と称されています。
紅葉シーズンでは多くの散策を楽しむ観光客でにぎわいます。
渓流の両側の断崖や大小の滝、新緑と紅葉のコラボレーションは息をのむほどの美しさです。
特に回顧(みかえり)の滝付近の紅葉はまさに絶景です。
例年の見ごろ:10月下旬~11月上旬
雪割橋雪割渓谷/福島県
雪割渓谷はハイキングコースとしても楽しめる紅葉スポットです。
地元の人すら入らないという雪割渓谷、人は少なく、自然の静けさを堪能できます。
雪割渓谷入り口には赤い雪割橋があり、少し離れたところから眺めると両側岩壁の新緑と紅、黄色に染まった色とりどりの紅葉のコントラストが美しく映えています。
例年の見ごろ:10月下旬~11月上旬
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