揚げ物や、料理にとろみをつけたいときに欠かせない片栗粉。
しかし、実はダイエットには向いていない食材だということをご存じでしたか?
意外かもしれませんが、片栗粉ってカロリーや糖質が高いんです!
ダイエット中は、揚げ物はあまり食べませんが、料理に満足感を出すためのとろみは我慢したくないですよね…。
そんな時は、片栗粉の代用品になるものを使いましょう!
ダイエット中に片栗粉を使った料理をおすすめしない理由
ずばり、ダイエット中に、片栗粉はNGです!
なぜなら、カロリーや糖質が高いから…!
片栗粉100gにおける糖質量は82gで、カロリーは330㎉もあるんですよ。
ちなみに、砂糖100gにおける糖質量は99g。
片栗粉は砂糖に近いくらいの糖質があるということですね。
ただ、一度の食事で片栗粉を100g摂取することはあまりないかもしれませんね。
しかし、とろみを付ける際に、大さじ2杯使うとすると、約60キロカロリーにもなります。
それを考えると、無視できないカロリーだと思いませんか?
あんかけ料理が好きな人であれば、とろみを強くしたり、頻繁に食べたりするでしょう。
そうすると、それだけで糖質やカロリーオーバーになってしまうのです。
片栗粉の糖質やカロリーがなぜ高いかというと、その成分が原因です。
片栗粉の正体はじゃがいものでんぷん粉。
でんぷん粉は、植物の光合成によって作られるもので、エネルギーを蓄える働きがあります。
そして、このでんぷん粉は、炭水化物で糖質の塊。
つまり、「太るもと」です!
ご飯やパンなどの主食を我慢して糖質オフダイエットをしている人はたくさんいますよね。
それなのに、この思わぬ落とし穴にかかってしまい、なかなか体重が落ちないという事態になってしまうのです。
ご飯やパン、イモ類には注意してたけど、片栗粉は見落としてた!
そんな方も多いのではないでしょうか。
しかし、料理にとろみがないと、なんだか物足りない…。満腹感が得られない…。
そんな方のために、片栗粉の代用品になる食材をご紹介します!
片栗粉の代用品になる食材
一般的に、片栗粉の代用品として用いられるのが
- 米粉
- コーンスターチ
- くず粉
- おからパウダー
などがあります。
まず米粉ですが、仕上がりは片栗粉に比べ少し白っぽくなりますが、とろみは同じようにつきます。
ただ、米粉100gにおける糖質量は81g。カロリーは354㎉もあります。
米粉は片栗粉とほぼ同じくらいの糖質・カロリー量なので、ダイエットにおける代用品には向かないかもしれません。
次にコーンスターチですが、とろみの粘度は少し低めで、米粉と同じように白っぽくなるのが特徴です。気になる糖質ですが、100gあたり86g!カロリーは354㎉!
コーンスターチは片栗粉よりも太りやすい!ダイエットの際には注意が必要です。
そして少し高級なイメージのあるくず粉。
くずの根のでんぷんが原料なので、やはりこれも炭水化物です。
とろみは良くつきますが、100gあたりの糖質量が94gもあり、ほとんど糖質の塊なのです。
カロリーでいうと、347㎉ですが、糖質を気にしている方は避けたほうがよさそうです。
あれ?片栗粉の代わりになるものって、糖質やカロリーが高いものばかり…!
とろみ料理はあきらめないといけないのでしょうか?
いいえ、希望はあります!
ダイエットしたいときの片栗粉の代用品には、おからパウダーがおすすめ!
100gあたりの糖質量は、なんと5.9g!片栗粉よりも、圧倒的に糖質が低くなっています。
なぜかというと、おからパウダーの原料は豆腐を作った時のカス。
豆腐の原料である大豆は、食物繊維が豊富に含まれており、栄養価の高いたんぱく質です。
また、おからパウダーはお腹で膨らむ性質を持っているので、腹持ちも良し!
食前に食べると、食べすぎを防止してくれて、さらにダイエット効果が期待できます。
おからパウダーは、片栗粉の代用品として使う以外にも、様々な用途があります。
和え物の仕上げに入れたり、スープに混ぜたり、はたまたヨーグルトに混ぜたり!
炭水化物なしでも、お腹がいっぱいになるので、ダイエット食として注目されているんですよ!
おからパウダーでとろみをつける際には、水150㏄に対して小さじ1程度。
においも気にならないので、せっかくの料理の味を邪魔しません!
ただ、片栗粉と同レベルのとろみはつきにくいという話も…。
そこで!おからパウダーにも負けない、最強の食材があるのです!
その名も『サイリウム』!
片栗粉の代用にはサイリウム(オオバコ)が最適
サイリウムって聞いたことはありますか?
今、糖質オフの最強の味方として人気の食材です。
その正体は、オオバコ属の植物の種子の皮をくだいて精製したもの。
なんと糖質はほとんど0!
さらに、水溶性の食物繊維が豊富に含まれているため、お通じの改善も期待できます。
この食物繊維は水に溶かすとトロトロになる性質をもっています。
そのため、片栗粉の代用品として、料理にとろみをつけることができるのです。
また、この食物繊維は、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあります。
高血圧やコレステロール値が気になる方にもぴったりの食材です!
サイリウムを使うことで、糖質を気にせずパンやピザを食べることができます。
ダイエットはしたいけど、パンはやめられない…。
そんな方の強い味方です。
ただし、サイリウムは安全な食材と言われていますが、一度に大量に摂取しすぎるのは危険です。
下痢や便秘などの原因になってしまいます。
また、サイリウムは保水性が高いので、粉のまま食べると窒息の恐れがあります。
水に溶かしたり、料理に混ぜたりと、推奨されている調理方法でおいしくいただきましょう。
サイリウムは、スーパーやドラッグストアで購入することができますが、店舗によっては取り扱いをしていない地域もあるでしょう。
てっとり早く手に入れたいのであれば、ネット通販がおすすめ。
[itemlink post_id=”2214″]
価格は、500gで2800円ほどで少し高めです。
しかし、その価格に見合う価値は十分にあります!
満足感のある糖質オフ生活を叶えたい方は買って損はありません!
まとめ
ダイエット中の片栗粉の代用品についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
片栗粉の代用品になるものって、ダイエットを考えるうえでは、なかなかありません。
しかし、サイリウムを使うことで、一気に解決します。
これを機に、あなたも1歩上の糖質オフ生活を楽しんでくださいね!
コメント