黄色い羽根の意味 募金の羽根の色は5種類ある

一般

「赤い羽根共同募金」はご存知ですよね?小学生の時に赤い羽根を胸に着けていたことを思い出します。では『黄色い羽根』についてはいかがですか?

この黄色い羽根については、安倍首相が「黄色い羽根」を胸につけていたことがきっかけで、一時話題になったんです。

そこから派生して、じつは募金の羽根の色は5種類もあるということを発見!赤色・黄色以外にも色の付いた羽根があり、それぞれに意味・目的が異なることがわかりました。

黄色い羽根の意味は何?

黄色い羽根の意味は主に3つあります。

【1】社会を明るくする運動/法務省

法務省が主唱する『すべての人が、犯罪や非行の防止と、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深める。そして、それぞれの立場で力をあわせ、安全で安心な明るい地域社会を築く』という全国的な運動です。

毎年7月1日~31日行われ、1949年から始まり今年(令和2年)で70回目になりました。活動は講演会・映画会や、作文コンクールなどで募金活動はしていません。

この運動のシンボルマークがひまわりのため、この期間、首相など多くの政治家が黄色い羽根を胸につけています。

【2】交通安全運動/内閣府

こちらの黄色い羽根は岩手県が発祥のようです。

この運動のきっかけとなったのが、昭和30年に起きた大事故。

黄色い羽根運動のきっかけとなった事故概要

修学旅行から帰る途中の小学生などを乗せたバスが、荷台にわらを積んだ自動車とすれ違う際に運転を誤り、欄干を突き破って川に転落。12人の死者と30人の重軽傷者を出す大事故となりました。

その時の合同慰霊祭に参列した当時の岩手県交通安全協会長が、「二度とこのような惨事を起こしてはいけない」という想いから、交通安全のPRも兼ねて黄色い羽根運動を始められたということです。

そこから毎年、春・秋の全国安全運動で黄色い羽根が配布されています。なお、この運動も募金活動はしていません。

【3】黄色い羽根募金/石川県腎友会

移植医療の普及を呼びかけ、全国展開された募金運動で、平成元年に始まりました。臓器不全に苦しむ患者に臓器移植や人工臓器医療に対する県民の理解と関心を高めるために毎年9月1日~11月30日に集中して行われています。

石川県のNPO協会から始まりましたが、静岡県でも公益財団法人静岡県腎臓バンクが主体となり行われています。医療機関等に募金箱が設置されていることがあります。

募金の羽根の色は5種類

【1】黄色い羽根募金

募金だけでなく、いくつかの運動や団体のシンボルとして使われることが多いので、意味は1つだけではありません。

首相や政治家が黄色い羽根を付けている時は、募金活動の意味ではなく、社会を明るくするという意味合いが強いです。病院で見かけたときは、移植医療普及の募金活動など、場所や付けて人の立場などによって意味が違っています。

【2】赤い羽根募金

赤い羽根は、

  • 高齢者サロンの運営や点訳ボランティアといった活動の費用
  • 障がい者の共同作業所の車両整備や社会福祉施設の改修

など、さまざまな民間の地域福祉活動を支援するための募金活動で見られます。

この募金活動は、昭和22年に市民が始めました。誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、さまざまな地域福祉の課題解決に取り組む民間団体を応援しています。災害被害者の支援もおこなっていますね。

かつてアメリカの原住民族が、勇気のある行いや良いことをした人が赤い羽根をつけていたことに由来し、赤い羽根は勇気と良い行いのシンボルとされています。

【3】青い羽根募金

海の事故に対する救助活動等へ資金を集めるための募金活動で、青い羽根が使われています。

海難事故は厳しい条件で行われるため、効果的かつ安全に救助できるよう、救助員は日常的に訓練をしたり、ライフジャケットやロープ等の救助資材機材の整備が必要です。さらに、救助船の燃料等も必要になります。

年間を通して募金活動は展開していますが、特に海の事故の増える7月~8月は「青い羽根募金強調運動期間」として全国的な運動をしています。

【4】緑の羽根募金

植樹や間伐など、国内の森林整備のほか、震災で被災した人への支援、未来の担い手である子どもたちへの森林環境教育、また海外の緑化支援等に緑の羽根が使用されています。

昭和25年から運動は始まりましたが、平成7年に「緑の募金法」が制定され、緑の募金を通じたボランティアによる森林づくりが地球規模で進められています。また、日本は外国と比べ台風や洪水・地震など自然災害の発生しやすい国土です。大きな被害を受けた被災地域の復旧復興に向けて防災林等の森林整備等を実施しています。復興支援には間伐材を使った木製品の提供も行われます。

【5】水色の羽根募金

漁船海南遺児育英会が行っている、海難事故で親を亡くされたお子さんたちの支援のための募金活動で水色の羽根が使われています。

こちらの活動は、昭和44年に始まりました。漁業従事中に海難などの事故で死亡・行方不明になられた方の遺児だけでなく、東日本大震災により、今までのようには学べなかったり、進学を断念せざるを得なかったお子さんたちの救済としても、この募金活動が生かされています。

設立当初は給食費程度でもということでしたが、現在は幼児から大学まで育英事業が整備されています。

まとめ

たとえば漁業の町にお住いの方には水色の羽根や青い羽根は身近かもしれません。また、医療従事者の方は黄色の羽根を毎日目にされているのかもしれませんね。

どの羽根も目的と意味を持っていて、募金活動等のシンボルとなっています。

募金だけでなく、ボランティア活動等の場でも色の付いた羽根を見かけることもあるでしょう。その時はぜひ、あなたの無理のない形で参加されてはいかがでしょうか。

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