節電をすることの一番のメリットは、電気代が減ることで『お金の節約に繋がる』ことでしょう。
なぜなら年間に万単位の金額を節約することになるからです。
例えば・・・
- 使っていないコンセントを抜く
- テレビやエアコンの無駄使いを無くす
- 使っていない部屋の照明を消す
など、ほとんど手間がかからずできます。
ちなみに上に挙げた3つで年間1万円程節約できるかもしれませんよ。
生活していくのに電気は必要だけど、どのご家庭でも節電できる部分があるはずです。
今回は節電のことを詳しく解説していきますので読み進めて参考にしてください。
簡単に出来る節電方法
節電はできる範囲でやるのが大切です。
我慢したり頑張りすぎて日常に負担がかかってはいけません。
よくある事故が、真夏で暑いのに節電のためにエアコン消していて、熱中症になってしまうというもの。命の危険性が十分にありますので、気をつけましょう。
では、簡単にできる節電方法を紹介していきますね。
使用していないコンセントを抜く
家電は電源がOFFの状態でもコンセントを繋いでいれば電力を消費します。
待機電力といいます。
どのくらいかというと・・・コンセントひとつ差しっぱなし⇒一日中で2円。
(家電にもよるけど平均的に)
年間だと700円程になります。
数箇所の差しっぱなしだと結構な金額になりますね。
テレビや電子レンジなど、使い終わったらコンセントを抜くひと手間だけでできることなのでおすすめです。
つけっぱなしを無くす
テレビやパソコン・・・観ていないときでもつけてるときは沢山あると思います。
大体画面(50型)をつけて1時間=2円程です。
テレビをつけている時間を1日4時間カットできたとすれば、年間で3000円程です。
意識付けが必要なことではありますが、難しいことではないですよね。
照明を消す
使っていない部屋の照明を消したり、就寝時は照明を消すなどが大切です。
部屋の照明(蛍光灯)も1時間=2円程です。
LEDにすると更に少なく済みます。
照明も意識の持ちようで出来ることなのでおすすめです。
電気代のかかる家電と節電方法
年間で一番電気代がかかるのは冷蔵庫です。
冷蔵庫は電源を切ることなく365日フルで頑張っているためです。
電気代のどのくらいの割合かというと・・・
- 冷蔵庫が14%
- 照明器具13%
- テレビ9%
- エアコン8%
その他、洗濯機など色々で、1位⇒冷蔵庫、2位⇒照明器具・・・となっています。
上位4つの使用で電気代の40%超え。
もし使用を半分にできたとしたら20%の節約です。
なので、電気代の多くを占めている家電の節電ができると結構な節約になるんです。
冷蔵庫の節電方法
設置するときに冷蔵庫と壁との隙間を作ること
冷蔵庫は中を冷やすため、外に放熱します。
その熱気を通しやすくする⇒冷蔵庫が頑張らなくて済む⇒電力消費を抑えられる。
ということですね。
食材を詰めすぎないこと
食材がギュウギュウに入っていると、これもまた冷蔵庫が頑張らないとダメな状況になります。
また、温かいものは冷ましてから入れるとより効果的です。
ドアの開閉回数を減らすこと
冷蔵庫の中はドアを閉めると密閉空間になります。ドアを開けると空気が入れ替わり、再度冷却します。
そうすると電力消費が多くなりますね。
ドアの開閉は少なく素早くが理想です。
照明器具の節電方法
オンオフは主電源で切り替えるようにしましょう。
そうしないと、待機電力でムダな電気を消費してしまうからです。
リモコン式の照明や、ヒモを引っ張って点ける照明も、主電源側で点ける・消すを意識すると節電につながりますよ。
とにかく『主電源側で切り替える』と覚えておきましょう。
主電源側で電力をストップさせておかないと、器具側で電気を消費してしまいますからね。
電球の汚れを掃除する
照明をつけても部屋が暗く感じるときありますよね?
そのときに照明を『強』にするのを一旦待っていただいて、電球の汚れを取ってみてください。それで済めば単純に電力消費量を抑えられます。
照明を消して、熱が冷めたのを確認後に柔らかい布で汚れをふき取りましょう。
テレビの節電方法
観ていないときは消す
集中してテレビを観れるとき以外は消すことをおすすめします。
なにかしながらテレビを観たり、点けていると気付いたら4~5時間過ぎるなんてことはよくあります。
この部分をカットできたら年間で3,000円程節約になりますよ。
観ていないときは主電源を切る
リモコンのオンオフで操作するのではなく、観ていないときは主電源を切ることで待機電力をなくせます。
エアコンの節電方法
設定温度を1度変える
夏の暑い日や冬の寒い日、設定温度を1℃上下するだけで電力消費が10%~13%減ります。
1℃の変化は身体への負担は少ないので、無理のない範囲だと思います。
できる時に試してみてください。
使用頻度を減らす
エアコンに関しては、やっぱり使わない時間が多い程、節電効果が大きいです。
真夏や真冬以外のタイミングや、薄着や厚着で対処できるようなとき、なるべく使わないことが大切です。
節電の呼びかけ理由
2022年、政府が全国的に節電協力(7年ぶり)を決定したのは、
①老朽化した火力発電の廃止
脱炭素化(温暖化の原因の二酸化炭素排出を削減)に向けた環境づくりのため。
②世界情勢の悪化
世界情勢の悪化により、石油や天然ガスの供給が減るため。
などが考えられますね。
まとめ
当たり前のようにある電気。
いつでも使い放題に感じますが、節電で得られるメリットは実は大きいのです。
節電で自分だけではなく他にも影響があるので、しっかり取り組む価値があると思います。
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