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土鍋で炊いたご飯を美味しく保存する方法

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土鍋でご飯を炊いたことってありますか?

  • 「土鍋だなんてそんな面倒な」
  • 「炊飯器だとボタンを押すだけなのに?」
  • 「そんな手間かけられないよー」

あなたもそんな風に思うかもしれません。

ですが、土鍋ご飯は思ったより簡単に炊け、何よりメチャクチャ美味しい!んです。1合だけという少量のご飯でもふっくらと美味しい!!!

本当は、1回で食べる量をその都度炊くのが一番美味しくご飯を炊くコツなんですが、なかなかそうもいかない時もありますよね。

そんな時に美味しく保存する方法があれば・・・。と思い、今回土鍋で炊いたご飯を美味しく保存する方法について調べてみました。

土鍋ご飯は冷凍保存がベスト!次にお櫃(おひつ)保存で

土鍋で炊いたご飯を美味しく保存するには、ベストは冷凍保存、その次はお櫃保存です。冷蔵保存はあまりお勧めしません。

土鍋ご飯が余ってしまった場合、または家族が少し遅れて食べたい場合、どのように保存したらいいのか迷われているのであれば参考にしてくださいね。

土鍋ご飯の保存おすすめNo.1 冷凍保存

コツは熱いうちに冷凍すること。
熱いうちということには理由が2つあります。

  1. 食中毒を予防する
    多くの病原菌は30~40度で増殖します。このことから、日本の6~10月くらいに食中毒が多いということが分かりますね。冬なら土鍋にご飯をいれたまま数時間放置も可能ですが、何月からそれが出来るのだ?という境目も難しいので、習慣としてすぐ冷凍するよう心がけるといいですね。
  2. ごはんの美味しさを保つ
    ごはんのおいしさの秘密はアルファデンプンです。アルファデンプンとはお米に含まれるデンプンが加熱されることによって、のりのようにペトペトになったもの。でも、ごはんが冷めたりしてお米の表面の水分が蒸発してしまうとパサパサになってしまうんですよね・・・そうなったときは、アルファデンプンが普通のデンプンに戻ってしまったということで、美味しさ激減となってしまうので、熱いうちにその状態をキープする必要があるのです。

お米は炊きたてのままラップに包むか、タッパーに入れてお米が乾かないようにすることが大切です。

ラップに包む時は2㎝程度の均一な厚みにしましょう。
ごはんの厚みが均一でないと温め直すときに外側と内側で温度差が出てしまうからです。

おにぎりのような塊にするのではなく、広く薄くを意識しましょう!さらに・・・ラップで包んだ後、アルミホイルで包みます。

アルミホイルは空気や水分を遮断する機能があるのでさらに水分が逃げにくくなります。また、アルミホイルは冷気の伝わり方が早いので冷凍庫に入れた時に急速冷凍してくれるという効果も期待できます。

アルミホイルに包んだら粗熱が取れるまで待ち、その後冷凍庫に入れます。熱いまま入れると冷凍庫内の温度が上がってしまいますからね。ただし、冷たくなってからでは遅いですよ。粗熱が取れたらすぐに冷凍庫に入れましょう。

ちなみに、冷凍してから美味しく食べられるのは3日間です。1週間もすると徐々に味は落ちていきますので、1週間以内には食べきりましょう。

土鍋ご飯の保存おすすめNo.2 お櫃(おひつ)保存

炊きたてのご飯をお櫃(おひつ)に入れることでお櫃がご飯の余分な水分を吸収してくれ、美味しいさがキープされます。

ほどよくご飯を冷ましてくれますし、木材のおひつならごはんに木材ならではの香りを残してくれる効果もあります。

お櫃に移すことで保温はできませんが、そのまま冷蔵庫に入れて保存したり、おひつごと電子レンジで温めることが出来るものもあります。

基本的には12時間くらいの間、美味しい状態を保ってくれます。

梅雨・夏場を除けばお櫃に入れた状態で2日ほどは持つのですが、やはりだんだん劣化します。長い期間保存したいのなら、やはり冷凍してしまったほうがいいですね。

また、おひつの素材も色々ありますが、昔ながらの木製のお櫃がいいかと思います。

木製のお櫃

木製のお櫃は吸水性がよく、殺菌作用もあります。
そのため数日保存が可能ですが、残念ながら保温性がありません。

すぐ食べるなら問題はないのですが、そうでない場合は食べるときに温める必要が出てきます。
また、きちんと洗って乾燥させないとカビが生えやすいなど手入れに注意が必要になります。

最近は陶器製やサラミック製のものもあり、電子レンジでそのまま温めることが出来るので人気がありますが、私個人的には昔ながらの木製のお櫃が性に合っています。

冷蔵保存はNG

冷蔵保存はおすすめできません。

一般的なイメージでは、冷凍よりも冷蔵の方がいいですよね?
ほとんどの人が、さほど長期間保存しなくてもいいときには冷蔵保存をしたくなるそうです。

ですが、ご飯のデンプンは0~3℃で最も劣化しやすいということを知っていれば、冷蔵保存を選ぶことはなくなります。

意外に思われるかも知れませんが、短時間であっても冷凍保存をおすすめします。

土鍋で炊いたご飯が美味しい理由と炊き方

土鍋でご飯を炊くとなぜ美味しいのか?・・・それはじっくり熱が伝わる土鍋の性質が、米を美味しくするというのが理由です。

お米の美味しさは、アミラーゼという酵素がお米のでんぷんを分解し、甘みやうまみの成分を作ってくれるからです。

このアミラーゼが最もよく働く温度が40~50℃くらいの温度と言われており、ゆっくり時間をかけて加熱していくことでさらに美味しくなります。

ゆっくり時間をかけて・・・これが土鍋でご飯が美味しく炊ける秘密ということになります。

土鍋で美味しいごはんを炊く時の工程

  1. 米を研いだらボウルで浸水させ、ざるにあけて5分くらいしっかり水気を切ります。
    ※お米の浸水は必ずボウルでしましょう。土鍋に水を入れて放置しておくと土鍋自体が水を吸ってしまい、その状態で強い火にかけるとなべ底にヒビが入ったり、割れたりする原因になるからです。洗い物は1つ増えますが、お米の浸水はボウルでしてくださいね。
    浸水時間は夏場で30分、冬は1時間が目安です。
  2. 土鍋に米を移し水を加えます。
    土鍋が水を吸ってしまうので少し多めに水を入れます。米1合につき約200mlですが、若干多めに。2合なら400~450ml、3合なら600~650mlくらい入れましょう。
  3. 次に火にかけます。中火でスタートです。
    土鍋の蓋を取って、沸騰しているかを確かめてもOKです。沸騰したら、弱火にして10~15分炊きましょう。
  4. ここで一旦蓋を取って、水気の残り具合を確認します。
    まだお米の表面からブクブク泡が出ていたり、水っぽいならまだ水気飛ばしが足りていない状態ですが、さらに弱火のまま1~2分ほど様子を見てください。
  5. 水気や泡が消えたら弱火にした火を中火に戻し、10秒ほど加熱して最後の水分を飛ばし完了です。
  6. 火からおろしたら10分蒸らしましょう。蒸らし時間もじわじわと熱が入って、余分な水分がしっかり飛んでくれて米のひとつぶひとつぶまでふっくら立って美味しく炊きあがります。
    ※蓋と土鍋の間に布巾をはさんでおくとお米のべちゃつきを防ぐことができます。この時間はのぞいたりせず、蓋をしたまま蒸らしてください。

窯元 長谷園の土鍋が最高!

メディアに取り上げられてから空前の大ヒットとなった、炊飯土鍋『かまどさん』。

三重県伊賀市にある180年以上の歴史をもつ伊賀焼の窯元が作成した炊飯土鍋が今でも話題沸騰中です。15分間中火で加熱し、火を止めて20分蒸らすだけでふっくら美味しいご飯が炊ける優れもの。

一時期製造が追いつかず手に入らなかった逸品が、今ならネット通販で手に入ります。

ご飯を炊く時の一手間がご飯を美味しくする

ご飯を美味しく炊くために色々な方法がありますので、少しだけご紹介しておきます。

ご飯が美味しくなる一手間 基本編

米1合にお酒大さじ1杯か、みりん大さじ1/2杯を目安に入れて炊く。これをすることで、お米のニオイが取れたり、甘味が加わったりします。

他には、炊飯専用に加工された木炭がスーパーやホームセンターに売っていますので、一緒に入れて炊いてみてください。

ご飯が美味しくなる一手間 応用編

古くなったお米を美味しく炊く方法

サラダオイルやマヨネーズを加えると新米のように炊きあがります。サラダオイルならお米の量に関係なく2~3滴。マヨネーズなら米1合に対して大さじ1杯が目安です。

米が一粒ずつコーティングされ、つやつやで張りのある炊きあがりになり、ニオイも取れます。昔は大根のおろし汁を入れる方法もよく使われたようですよ。

安いお米を美味しく炊く方法

出汁用の昆布を入れて炊くか、にがりを米1合あたり1滴加えるだけです。

にがりがない場合は天然塩でもOK。さらに、はちみつでもOK。はちみつは米3~4合に大さじ1杯が目安。はちみつがお米の自然な甘さを引き出してくれます。

まとめ

私自身、家族のご飯の消費が日によってバラバラになることがあり、残ったご飯を冷凍保存して1人の時のご飯で食べています。冷凍保存も一手間加えることで美味しく食べられるならそれがいいですよね。おひつは昔の道具のイメージがありましたが、最近は便利なお櫃がたくさんあることがわかりました。私も探してみたいなーと思っています。

気になることを真面目に徹底リサーチ

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