バジルは料理に使うと一気におしゃれ度がアップし、自宅で育てる人も増えています。特にベランダで手軽に育てられるハーブとして人気です。
しかし、バジルを育てる際に最も悩まされるのが害虫問題。その中でもハダニは厄介です。今回は、「ハダニがついたバジルは食べられるのか?」を解説し、対策方法も紹介します。
ハダニがついたバジル、虫食いしても食べれるの?
まず、ハダニがついたバジルを見つけた時はショックかもしれませんが、食べること自体は可能です。
ハダニは毒を持っていないため、誤ってハダニを食べてしまっても健康に影響はありません。しかし、ダニアレルギーがある方はアレルギー反応を引き起こす可能性があるので、しっかり洗うことが大切です。
ただし、ハダニがついたバジルは味が落ちてしまうことが多く、見た目もよくありません。そこで、ジェノベーゼソースなどにして使うと、見た目も気にならなくなり、美味しく頂けます。
パスタやサンドイッチに混ぜると、味も良くなるのでおすすめです。
味もバジルのみではないですし、見た目も美しくなります。美味しく頂けると思います。
バジルを守るためのハダニ駆除方法
バジルのハダニ駆除には、さまざまな方法があります。自然派の方は、毎日葉に水をかけるなどの手法を試しているかもしれませんが、残念ながらこれだけでは完全な駆除は難しいです。
ハダニの成虫を洗い流しても、すぐに卵から孵化するため、再び害が広がります。
最も効果的な方法は「殺ダニ剤」
ハダニの完全な駆除には、殺ダニ剤の使用が効果的です。例えば、初心者でも使いやすい「ダニ太郎」などの製品を使うと良いでしょう。
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【ダニ太郎の使い方】
- ダニ太郎を1500倍に希釈する
- 展着剤の「ダイン」を混ぜて、葉の表と裏にまんべんなくスプレー
- 残留農薬を減らすため、収穫前には葉をしっかり洗う
これにより、効果的にハダニを退治できます。収穫の際は、散布後1週間ほどおいてから収穫するのがおすすめです。
ハダニ以外にも注意すべき害虫
バジルはハダニ以外にも多くの害虫に狙われます。特に注意すべき害虫には以下のものがあります。
- アブラムシ:バジルの樹液を吸い取り、弱らせる
- ヨトウムシ:夜間に葉を食べ、昼間は土に隠れる
- ナメクジやアリ、コバエ:湿った環境を好み、バジルを食害する
特にアブラムシは、すす病を誘発することがあるため、早めの駆除が必要です。防虫ネットを使ったり、殺虫剤を適切に使用したりして、予防対策をしっかり行いましょう。
まとめ
ハダニがついたバジルでも、しっかり洗えば食べれます。
ただし、味や見た目が落ちることも多いため、ジェノベーゼソースなどに加工して使うのが賢い方法です。
害虫対策をしっかりと行い、長く美味しいバジルを楽しみましょう。バジルを育てる過程も楽しみながら、お料理の幅を広げてみてください!
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