「妊娠中だけどオロナミンCって飲んでもいいの?」・・・ふと、そんな疑問を持たれたことないですか?
結論から言いますと、妊娠中であってもオロナミンCを飲んでも大丈夫です。
炭酸だし、カフェインとかアルコールとも書いてあるし・・・今回はそんな方に読んでいただきたい記事です。
オロナミンCは妊娠中に飲んでも大丈夫!
オロナミンCを飲みたくなる妊婦さんは実は多いのです。
そんな妊婦さんに特報!飲み過ぎなければ飲んでも大丈夫です!
特に妊娠初期、つわりの時期にオロナミンCを飲みたくなる妊婦さんはたくさんいます。
炭酸もあり、スッキリした気分になれるため、飲みたくなるんですよね・・・。
ただ、まだ妊娠初期ですし、「赤ちゃんにいいのかな?」と不安にもなると思います。
でも、オロナミンCに含まれるカフェインはコーヒーと比べると微量ですし、コーヒーでも1日1~2杯は大丈夫と言われているくらいです。あまり気にすることはありません。
また、オロナミンCにはアルコールが0.91gと微量ながら含まれていますが、何本もがぶ飲みしない限りは身体に影響するほどの数値にはなりません。ちなみに、アルコール1%未満の飲料は、アルコールが入っていても清涼飲料水の部類になりますので飲んでも大丈夫です。
とは言っても、アルコールにアレルギーがある人や、産婦人科の先生から「アルコール完全禁止」と言われている場合は、微量でも反応する可能性がありますので、飲むのは控えた方がいいと思います。
飲んでもいいけれど糖分には要注意!
それよりも気にしなくてはいけないのは糖分です。
オロナミンCに含まれている糖分は1本あたり19gとなっており、この数値は清涼飲料水の中では多い方ではありません。ただ、成人の1日の砂糖摂取量の目安は25g前後と言われています。もちろん、食事や間食の中にも糖分が含まれていることもありますので、他のもので糖分を摂ったという自覚がある場合には、オロナミンCを飲むことは控えた方がいい時もあるかと思います。
妊娠中に糖分を取り過ぎるのは妊娠糖尿病を引き起こす要因にもなりますので、通常以上に気を付けなくてはいけません。どうしても飲みたいときは1日1本までとし、つわりの時期が終わったら、少し離れてみた方がいいでしょう。
オロナミンCは授乳中に飲んでも大丈夫!
オロナミンCは授乳中にママが飲んでも大丈夫です!
オロナミンCの成分にカフェインやハチミツもあるため、授乳中に飲むことが不安になる人もいるかもしれませんが、安心してください。
オロナミンCに配合されている成分のうち、もっとも赤ちゃんへの影響が心配されるのはカフェインです。しかし、オロナミンC1本に入っているカフェインはおよそ18mgで、コーヒー1杯のカフェイン60~100gと比べると非常に少ない量です。
何本もがぶ飲みしない限りは、基本的に赤ちゃんに影響が出る可能性は低いといえます。
授乳中は飲食に何かと制限が多くなりがちです。
何か楽しみを得るためにも無理に抑えるのではなく、1日1本程度までなら欲求を解消するためにいいのではないでしょうか。
また、オロナミンCのもう1つの不安は、ハチミツが含まれていることです。
1歳未満の赤ちゃんにハチミツを食べさせるのはNGなので、オロナミンCを飲むことも不安になる人もいると思います。
しかし、オロナミンCに含まれるハチミツで問題が起きる可能性はとても低いです。
そもそも赤ちゃんにハチミツを食べさせてはいけない理由は、ハチミツの中に稀にいるボツリヌス菌を赤ちゃんが退治できないからで、ハチミツの成分そのものが悪いわけではありません。
仮にオロナミンCの中のハチミツにボツリヌス菌があり、それを母親が食べたとしても、菌は抗体のある母親の体内で処理されてしまうため、母乳として出てくることはありません。
天然のハチミツでも、母親が食べる場合なら、妊娠中・授乳中ともに特に問題はなく、母乳へ混ざることもありません。
つまり、母親がオロナミンCを飲むことについても特に問題はないといえます。
ただ、少量とはいえカフェインも、微量のアルコールも入っているので、たとえ少しでも赤ちゃんに直接与えることはやめてください。
最後に1つ。
1日トータルのカフェイン摂取量には気を付けてください。
単品でのカフェイン管理というより、いろいろな飲料による複合的な過剰摂取を気にしてください。
たとえそれぞれの含有量が少ない飲み物でも、1日で『コーヒー・お茶・栄養ドリンク』などを複数飲んでしまうと、カフェインの摂取量も当然多くなってしまいます。
自分が好んで摂るものについて、カフェインの含有量を把握しておき、1日単位でどの程度カフェインを摂取しているかきちんと把握して取り過ぎないように気を付けてください。
オロナミンCを飲むと陣痛が来ると言われている理由
『オロナミンCを飲むと陣痛が来る』と口コミなどで見ることがありますが、残念ながら医学的根拠はなく、科学的に実証されたものではありません。
つまり、オロナミンCを飲んだからと言って必ずしも陣痛が起こるわけではありません。しかし、偶然かも知れませんが、オロナミンCを飲んで陣痛が来たという人もいますので、それを試す妊婦さんもいるようです。もちろん、オロナミンCを飲んでも陣痛が来なかった人もいます。人それぞれということですね。
オロナミンCの原材料は主に糖類、食塩、ビタミン類になっています。
糖類の中には砂糖やブドウ糖果糖液糖、ハチミツなどが含まれ、ビタミン類の中にはビタミンCやビタミンB6、ビタミンB2 などが含まれています。また、カフェインも原材料の1つになっています。
この成分の中に、子宮伸縮を促進するような成分はありません。
よって、オロナミンCを飲んで、陣痛を引き起こしたということは単なる偶然に過ぎないということが分かります。
もし、本当にオロナミンCに子宮収縮作用があるのなら、もっと注意喚起をしないと早産などにつながる可能性もありますよね。そのような注意喚起がされていないということは、成分的には陣痛を引き起こすものは何もないということになります。
ただ、出産は精神的なことも大きく影響すると思います。予定日を過ぎると気になるママも多いと思いますが、その際、「これを飲むと陣痛が起こるんだって?早く赤ちゃんに会いたいから飲んでみよ!」と期待をして飲むことが、何か影響を及ぼして陣痛に結び付くということもゼロではない気もします。
予定日が過ぎて、ウズウズしている妊婦さんはおまじない代わりにオロナミンCを飲んでみるのも悪くないかも知れません。
まとめ
妊娠期は初期・中期・後期、どの時期にも無性に摂取したくなる食べ物や飲み物がある気がします。
私はコーヒーでしたが、主治医は我慢することのストレスと比べてどっちがいいかで飲むか飲まないかを決めるのがいいと、1日1~2杯分のコーヒーは許可してくれました。
同様に、オロナミンCもすごく飲みたいと体が欲しているのなら、1日1本まで、週に3本までというように決めて飲むことは、リラックス効果も得られとてもいいと思います。
妊婦さんにとって安心して飲める飲み物ですので、上手に使ってみてください。
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